皆様、台風の影響は大丈夫でしたか?
神戸でもかなり大粒の雨がふりました。幸いなことに神戸を含む瀬戸内海は
自然災害も少なくおだやかな気候で恵まれております。
この台風で被害にあわれた方、こころよりお見舞い申しあげます。
さて、今日は泡消火設備についてのご紹介です。
まず泡消火とは・・・
泡ヘッド・泡ノズルなどから空気泡を放射し、水による消火方法では
適さない油火災等の消火を目的としたものです。
燃焼表面を泡で被覆することによる窒息効果による消火と泡に含まれる水分による
冷却作用により、火災を消火する設備の事です。
主に 屋内駐車場・自動車整備工場・航空機格納庫等に設置する事が
義務付けられています。
例えば、屋内駐車場で自動車火災が発生すると、感知用のスプリンクラーヘッドが火熱を
感知して作動することにより、泡ヘッドより消火用泡が放射されます。
この消火液は、水と泡消火薬剤を一定比率で混合した水溶液に空気を
吸い込ませて作ります。
可燃物の特性に応じて適切な発泡器・泡消火薬剤の種類・混合比率・発泡倍率・
発泡器などを選定します。
また、泡消火設備にも下記のように種類があります。
上記のように、泡消火設備にも種類があるため、
防火対象物それぞれ適応した種類の泡消火を設置します。
この設備をよく見かけるのは、屋内駐車場ではないでしょうか?
自動車が燃えるとガソリンが含まれており、水系消火設備では適さないため
泡消火設備が設置されています。
たまにニュースで耳にすることがあると思いますが、
火災が起きてないのに建物内から泡が放出され道路まで流れてきた
という事があります。
これは、誤発報や、駐車場内の設備に誤って車をぶつけてしまった等で、
泡消火設備が作動し、泡が放出してしまっているという状態なのです。
これはけっこう大変です。ご注意くださいね。
という事で、泡消火設備のご紹介はここまでにさせていただきます。
奥深く説明すれば、まだまだ書かなければいけない事もたくさんあると思いますが、
私の知識はこれぐらいしか、、、、(´・ω・`)
ご閲覧ありがとうございました。