早いもので、6月ももう中旬となりました。

梅雨に入ったはずなのに、雨が全然ふりませんねぇー☂。

お天気が続くのはうれしいですが、やはり季節に応じた

天候でないと気になります。

さて、前回はブレイクということで消火設備についてはお休みさせて頂きました。

今回より、また再開致しますので、引き続きよろしくお願い致します。

今回は、消火設備⑥ スプリンクラー設備についてです

まず、前々回までの復讐ですが、スプリンクラー設備には

①『閉鎖型』『開放型』『放水型』がある

②それぞれヘッドに構造の違いがある。

③『閉鎖型』→ 商業施設やオフィス・病院等

『開放型』→ 舞台・化学工場 火が広がりやすい建物

『放水型』→ ドーム・吹抜空間が多い展示場・アナトリウム等

にそれぞれ用いられます。

しかし、社内ではこの上記3つの型以外によく聞くのが

『共同住宅用スプリンクラー設備』『水道連結型スプリンクラー設備』。

これはスプリンクラー設備でもどの分類に入るんだろう、、、、、

調べてみました。

まず、共同住宅用スプリンクラー設備は

マンション等共同住宅での用いられ、設置義務は11F以上となります。

一般的なシステムよりも施工は緩和されますが、その為には耐火構造でなくてならない

事や開口部の規定や区画など、さまざまな条件をクリアしなくてはなりません。

水道直結型スプリンクラー設備は

小規模社会福祉施設向けに対して設置が義務となっているスプリンクラー設備です

文字通り給水の配管をスプリンクラー設備と共同で使用する設備で、

構造が3パターンあります。

*特定施設水道連結型スプリンクラー設備(水道直結式)(乾式)

*特定施設水道連結型スプリンクラー設備(ポンプ方式)(湿式)

*特定施設水道連結型スプリンクラー設備(ポンプ方式)(乾式)

となります。

この設備は平成18年に発生した認知症高齢者グループホームを機に新基準が

策定され、平成21年4月より運用が開始されました。

現在も、たくさんのグループホームが建設されていますので、

この『水道連結型スプリンクラー設備』も方々の施設で用いられていることでしょう。

そして、この上記2つの設備は両方『閉鎖型スプリンクラーヘッド』を使用しますので、

閉鎖型スプリンクラー設備の仲間になりますね。

図式で表すとこんな感じです

 

まだまだこのスプリンクラー設備には、構造やしくみ、そして設置基準等がありますが、

そろそろこの辺で終了とさせて頂きます。

つたないご説明でしたが、お付き合いいただきましてありがとうございました。

しかし、ブログは終わりじゃありません。

次の設備に続きます。