やっと春らしい暖かさになりましたね。
日中はコートなしでもいいぐらいです、、、が、社内はまだ冷えますので
暖房をつけています( ´艸`)
今日は、昼からお天気が荒れ模様のようです。皆さま運転など
足元に気を付けて下さい。
さて、今日からは消火設備についてご紹介していきます。
消火設備にもさまざまな設備があり、今日はその中でも『屋内消火栓設備』
ついてご紹介致します。
屋内消火栓設備は火災の初期消火を目的とし、人が操作して使用する設備です。
屋内消火栓設備の中でも 屋内1号消火栓・易操作性1号消火栓・屋内2号消火栓
があります。
まず、
※ 1号消火栓、中の消火用ホースが折りたたまれて収納しています。
※ 易操作性1号消火栓 中に保形ホースがセットされています。
※ 2号消火栓設備 外見・中身の見た目は易操作性と一緒です。
1号消火栓は従来から使用されている消火栓ではありますが、ホースを全部引き出さないと
放水することができません。
操作の為、2名以上の人員が必要となり、訓練が必要になります。
易操作性1号消火栓は、1号消火栓を操作を使い易くしたもので、1人で操作できる
構造となっています。
2号消火栓は1人で操作できる構造であると共に放水量を1号消火栓より少なくし
より扱いやすくしたものです。その為、消火能力は1号消火栓・易操作性1号消火栓より
低くなります。
1号消火栓・及び易操作性1号消火栓は主に 工場や倉庫 2号消火栓は病院・旅館・ホテルなど
容易な消火栓操作が求められる場所に設置されます。
放水量及び 防火対象物 表示
ホースの長さ・ホースの口径・ノズルの口径は
1号消火栓及び易操作性1号消火栓 → ホースの全長30m・ホースの口径40㎜
ノズルの口径13㎜
2号消火栓 → ホース全長20m・ホース口径25㎜・ノズルの口径8㎜
となり、こちらの方でも消火能力の違いがわかります。
この他に、2号消火栓と性能・機能に関して、ほぼ同様の補助散水栓があります。
この補助散水栓はスプリンクラー設備(今後ご紹介いたします)に付置し、
スプリンクラーヘッドの未警戒部分における屋内消火栓設備の
代替として設置する機器です。
取り扱い方法 ↓↓(易操作性1号消火栓も2号消火栓と同じ扱い方です)
また最近では、『広範囲2号消火栓』が新たに基準に追加されています。
上の表で表記していますが、放水量は2号消火栓より多く水平距離が1号消火栓と同じ
距離になります。
まとめ 1号消火栓・易操作性1号消火栓の方が消火能力が高い
2号消火栓は1号消火栓・易操作性1号消火栓より消火能力は劣るが、
扱いやすい構造である。
屋内消火栓設備の事、少しおわかり頂けましたでしょうか???
ほんとのさわりだけの紹介になりますが、少しでも消防設備について
おわかり頂ければ幸いです。
では、屋内消火栓設備についてはこれで終了。次の設備につづく。。。